MGMがマカオのIR施設内に美術館建設へ…保利文化集団と提携

 マカオで統合型リゾート(IR)を運営するMGMチャイナホールディングス(以下、MGM)と中国で芸術・文化事業を手がける保利文化集団(ポリー・カルチャー・グループ)は12月7日、マカオで芸術・文化協力協定を締結セレモニーを行った。

 MGMによれば、協力協定の内容は、中国の国家一級文物展示基準を満たす美術館を傘下のIR「MGMマカオ」2階部分にある約6000平米のスペースに建設し、保利文化集団がキュレーションと展示を担当するというもので、第一弾として「海上シルクロード」をテーマに磁器、アーカイブ文献、現在アート及びインスタレーションアートなど100点以上の作品を展示するエキジビションを計画しているとした。

 セレモニーの中で、保利文化集団からはマカオと中国本土の間の文化交流及び中華文化の繁栄と発展の促進への期待、MGMからは文化とテクノロジーの統合に焦点を当てた斬新で実践的なプラットフォームを構築し、国際的な総合芸術文化ハブを目指す考えが示された。

MGMと保利文化集団による芸術・文化協力協定締結セレモニーの様子=2023年12月7日、MGMマカオ(写真:MGM)

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