マカオの統合型リゾート運営全6社が地震被災の甘粛省に義援金…計10.8億円

 12月18日に中国甘粛省臨夏州積石山県でマグニチュード6.2規模の地震が発生し、深刻な被害が生じている状況。マカオでも関心事となっている。

 マカオとカジノ経営コンセッションを締結する統合型リゾート(IR)運営全6社(MGMチャイナホールディングス、ギャラクシーエンターテインメントグループ、サンズチャイナ、メルコリゾーツ&エンターテインメント、ウィンマカオ、SJMリゾーツ)は12月19日から21日かけて、相次いで中央人民政府駐マカオ連絡弁公室を通じて甘粛省へ緊急支援と復興事業のための義援金を送ったことを明らかにした。

 義援金の額は各社1000万パタカ(日本円換算:約1.8億円)で、6社合計6000万パタカ(約10.8億円)。

 マカオ政府の発表によれば、マカオ特別行政区の賀一誠行政長官も12月21日、この度の地震で多くの死傷者と物的損害が発生したことについて全マカオ居民を代表して哀悼の意を表する内容の書簡を胡長生甘粛省党委書記と任振鶴甘粛省長宛に送ったとのこと。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2020年7月本紙撮影

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