マカオ治安警察局は1月24日、同月19日に逃走中のゲーミング（カジノ）チップ強盗容疑者の男1人の逮捕に成功したと発表。

　同局によれば、19日夜、マカオ半島新口岸地区にある上海街を巡回中の警察官が路上を駆ける不審な男を発見し、追跡の末、（1ブロック隣にある）北京街で追いつき身柄を確保した上、男に対する調査を実施。

　調査を経て、この男が近くにあるカジノ施設で別の客がゲーミングテーブル上に置いていた額面1万1000香港ドル（日本円換算：約21万円）を奪った後、逃走中だったことが明らかになったという。

　容疑者は30代の中国人（中国本土居民）で、同局では強盗罪で検察院送致する方針とした。　

　現場周辺は中小規模のホテルやカジノ施設が集積する繁華街のひとつにあたり、身柄確保場所となった北京街にはマカオ治安警察局本部ビルが位置している。