東京・日本橋でマカオ観光プロモーションイベントが開幕…3月10日まで

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が主催する日本からマカオへのインバウンド誘致を目的としたコンシューマー向けの観光プロモーションイベントが東京・日本橋のCOREDO室町テラス大屋根広場で3月8日に開幕した。開催期間は10日までの3日間。

 イベント会場にはマカオ航空、マカオの統合型リゾート運営6社がブース出展し、各社の施設や新要素などのアピールや各種キャンペーン商品のプロモートが行われるという。

東京・日本橋で開催されているマカオ観光プロモーションイベント初日の様子(写真:MGTO)

 マカオ政府経済財政司の李偉農司長は8日の開幕式に登壇した際、暫定データで今年(2024年)1〜2月累計の日本からのインバウンド旅客数が前年同時期から400%近い増、またコロナ前2019年同時期の約42%に相当する2.2万人超に上ったとし、今回のプロモーションイベント機会を積極的に活用し、日本の潜在旅客に対して(マカオ政府が目標として掲げる)「世界的ツーリズム・レジャーセンター」の最新の発展状況、またマカオの斬新な「ツーリズム+α」要素をプロモートし、インバウンド旅客誘致につなげたいとの考えを示した。

マカオ観光プロモーションイベントの開幕式でスピーチを行うマカオ政府経済財政司の李偉農司長(写真:MGTO)

 マカオ政府は中華圏以外からのインバウンド旅客誘致の推進による旅客ソースのダイバーシティ化を目指しており、日本も重点市場のひとつとして位置付けられている。

 MGTOでは当イベントのほか、3月6日にも東京のパレスホテルで「マカオツーリズム+MICEプロダクトアップデート」と題した旅行業界向けのセミナー&商談会を実施している。

東京・日本橋で開催されているマカオ観光プロモーションイベント初日の様子(写真:MGTO)

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