マカオのカジノホテルで中国人男女が金銭めぐりトラブル…双方起訴

 マカオ治安警察局は3月21日、タイパ島にあるホテルの客室で中国人(中国本土居民)の男女2人(いずれも30代)による金銭をめぐるトラブルが発生し、男女双方を起訴するに至ったと発表。

 同月17日、当該ホテルから客室内でトラブルが発生しているとの通報を受け、警察官が現場へ急行。部屋の中には男1人、女2人の3人がいたという。警察が状況を確認したところ、男は当日午後にタイパ島のカジノ施設内で女から性的なサービスを提供すると声をかけられ、一緒にホテルの部屋に戻ったとのこと。その後、男がシャワーを浴びた後、ズボンのポケットに入れていた6000香港ドル(日本円換算:約11.6万円)がなくなっていることに気づいて女を問い詰めるも、女は関与を否定した上、ホテルスタッフを通じて警察へ通報すると同時に、もう1人の女を部屋を呼んだという。さらに、3人が部屋で警察官の到着を待つ間、男が女2人の同意を得ずにスマートフォンで撮影し、相手がこれを止めようとした際にスマートフォンが落下して破損したとのこと。

 同局では、捜査で得られた情報を総合判断し、(当初から客室にいた)女を窃盗及び破壊罪、男を不法録画罪で起訴するとした。

マカオ治安警察局(資料)=本紙撮影

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