「マカオ・インターナショナル・パレード2024」が盛大に開催…2019年以来の復活

 マカオ政府文化局(ICM)は3月24日午後、「マカオ・インターナショナル・パレード2024」を開催。

 同イベントは2009年に「パレード・スルー・マカオ,ラテンシティ」の名称でスタート。オリジナルティ溢れるマカオの街の魅力をアピールする目的で2018年から一層の国際化が図られ、現在の名称となり、規模も拡大された。しかしながら、コロナ禍で中止を余儀なくされ、今回のイベント開催は2019年12月以来のこと。通算では10回目の開催となった。

「マカオ・インターナショナル・パレード2024」が盛大に開催=聖ポール天主堂跡前、2024年3月24日(写真:ICM)

 パレードにはマカオと海外合わせて80を超えるチームが参加し、華やかなコスチュームに身を包んだ約1800人のパフォーマーたちが世界遺産・聖ポール天主堂跡からマカオ半島の歴史市街地区一帯、南灣湖畔を経由してマカオタワー前の西灣湖広場までを練り歩いた。ゴール地点の西灣湖広場では、観衆とパフォーマーらが一体になって楽しめるクロージングイベントが行われ、会場周辺は大いに賑わった。

 今回、マカオ政府とカジノ運営コンセッションを締結する6社が合同主催として初めて参加し、イベントのプロモーションに貢献した。また、これまでイベントの開催時期は年末だったが、今回初めて春季に変更された。ICMでは、年末はイベントが多くパフォーマーの都合がつきにくいことや、寒さによる負担があったことを挙げ、今後も春季に恒例開催する考えを明らかにしている。

「マカオ・インターナショナル・パレード2024」が盛大に開催=西灣湖広場、2024年3月24日(写真:ICM)

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