マカオ司法警察局がマッサージ店対象の防犯パトロール実施…オーバーステイの中国人3人発見

 目下、マカオ司法警察局では、マカオの治安環境の保護と維持、カジノ関連犯罪の抑止と取り締まり、市民と旅客の人身と財産の安全確保を目的とし、マカオ警察総局による指揮の下、広東省及び香港の警察当局と合同で大規模作戦「落雷2024」を展開している。

 同局が8月9日に発表した内容によれば、潜在リスクの高い地区及びスポットに対する監視強化による各種犯罪行為の抑止と取り締まりのため、同月8日午後9時から9日午前3時にかけて捜査員25人を動員してマカオ半島の中区、新口岸エリア、外港・南灣湖埋立エリア及びタイパ島に所在する多くのフットマッサージ店と按摩店を対象とした防犯パトロールを実施したとのこと。

 今回のパトロールでは115人(男70人、女45人)が調査対象となり、オーバーステイ状態の中国人(中国本土居民)の男女3人を発見。身柄を警察署へ移送して詳しい調査を行ったところ、いずれもマカオで他の犯罪に関与していないことが明らかになったため、治安警察局の入管部門に身柄を引き渡し済みとした。

 このところ司法警察局、治安警察局、税関が落雷作戦による連日市内各所での取り締まりを強化実施しており、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている。

マカオ司法警察局による防犯パトロールの様子(写真:マカオ司法警察局)

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