マカオで今年初のツツガムシ病感染例確認…患者に中国本土でハイキング歴

 マカオ政府衛生局(SSM)は8月15日夜、マカオで感染症のツツガムシ(恙虫)病とみられる患者が新たに1人報告されたと発表。

 患者はマカオ人の女性(59)で、8月3日に発熱と頭痛の症状が現れ、4日と6日に私立総合病院の鏡湖醫院を受診したが、その後も症状が続いたため、9日に再び同院を受診し、入院治療を受けることが決定。同院での身体検査で、胸部に豆粒大のかさぶたが見つかり、症状などからツツガムシ病と臨床診断されたるに至ったとのこと。患者は治療を経て好転し、15日に退院したという。

 患者はSSMの聞き取り調査に対し、前月(7月)19日から26日に中国本土でハイキングに参加し、草むらの中を歩く機会があったと回答。なお、患者の家人及び同行者に類似の症状は出ておらず、マカオでハイキングに参加したことはないと説明。

 マカオでツツガムシ病の感染者が確認されるのは今年初めてとなる。本来、マカオで輸入性ではないツツガムシ病の感染例が見つかるのは極めて稀なケースであるものの、昨年は10例報告があり、このうち輸入性のケースは2件。

 SSMでは本件を受け、公園の草むらや郊外で野外活動を行う際に適切な予防対策を講じるよう呼びかけた。

マカオの大型総合病院として知られる鏡湖醫院(資料)=本紙撮影

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