マカオの貿易会社が空き巣被害…鍵開け業者使って侵入した元従業員ら逮捕

 マカオ司法警察局は1月6日、マカオ半島北区にある貿易会社で発生した空き巣事件について、この会社の元従業員で現在無職の男1人と仲間の廃品回収店勤務の男1人(いずれもマカオ人)を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月4日午後3時頃、この貿易会社の代表から出社時に門扉の南京錠が何者かによって切断され、社内のキャッシャーにあった現金約4万8000香港ドル(日本円換算:約98万円)が盗まれたとする通報が寄せられたとのこと。

 通報を受けた同局が捜査を進めたところ、同日午前2時頃、元従業員の男が鍵開け業者を伴って現場を訪れ、鍵が開くのを待ってから店内に侵入。付近で仲間の男と合流して現金を分配していたことがわかったという。

 同局が容疑者を追跡し、同日夜に分配を受けた仲間の男がマカオから中国本土へ出境しようとしたところを關閘イミグレーション施設内で、翌朝に元従業員の男をマカオ半島北区の自宅でそれぞれ逮捕に成功。この際、元従業員の男は空き巣で得たとみられる現金約6000香港ドル(約12万円)を所持していたとのこと。なお、両人とも同局による取り調べに協力拒否の姿勢を示しているとした。また、鍵開け業者を呼んで事情を聞いたところ、客から店の鍵をなくしたと言われたため開門を手伝ったと説明したという。

 同局では、容疑者2人を加重窃盗罪で、また鍵開け業者についても証人の立場で揃って検察院送致するとともに、残る現金の行方を引き続き追うとした。

マカオ司法警察局(資料)=本紙撮影

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