マカオ警察総局の指揮下、各種犯罪に対する抑止と取り締まり強化による社会治安の浄化を目的とした「冬の防犯運動2025」が展開される中、マカオ司法警察局でも域内各所の重点場所及び犯罪多発地点における対応を進めているという。

　マカオ司法警察局は1月9日、同運動の一環として、同月8日午後9時から9日午前1時かけて、刑事捜査員25人を動員してコタイ地区一帯のカジノ施設及びその周辺におけるパトロールを通じ、カジノ内外における違法行為の取り締まりを行ったと発表。

　同局によれば、今回のパトロールにおいて129人（男84人、女45人）を調査対象したが、身柄の拘束を伴う詳細調査が必要となる人物はいなかったとのこと。

　同局では、今後も上位部門と協調しながらパトロールの実施を継続し、マカオの社会治安の保護と居民の安全確保に努めるとした。