マカオ政府交通事務局は6月24日、コタイ地区と横琴新区のマカオ大学横琴キャンパスを結ぶ河底トンネルについて、これまで路線バス及びタクシーのみ通行が認められていたが、6月25日午前11時から一般車輌及び歩行者の通行を解禁すると発表。

同局によると、マカオ大学新キャンパスへの移転が本格化し、キャンパス内の道路整備も進んだため開放に踏み切ったとしている。

コタイ地区とマカオ大学横琴新キャンパスを結ぶ河底トンネルは全長約1.5キロメートルで、片側二車線の車道と歩道を併設。マカオ大学横琴キャンパスの位置は中国・広東省珠海市に属するが、大学キャンパス内はマカオ特別行政の法律適用範囲となっていることから、交通事務局ではトンネル及びキャンパス内ではマカオの道路交通法を遵守するようあらためて呼びかけている。

マカオ大学横琴校舎側のトンネル入口（写真提供：交通事務局）