横琴新区と本土間の税関運用開始―中国本土初の分離管理

マカオに隣接し、中国広東省珠海市に属する横琴新区について、6月27日から同新区と中国本土の間を出入りする貨物に対して税関検査を実施することがわかった。これに伴い、横琴新区は中国本土初の分離管理区域となる。横琴新区の周囲には総延長約53キロのゲートが設置され、珠海市から事実上分離されている。

横琴新区の管理モデルは「二線監管方式」と呼ばれ、マカオと横琴新区の間の往来を「一線」として緩やかに、横琴新区と中国本土との間の往来を「二線」として厳重に管理する。今回、貨物に対する税関検査を実施するのは二線の管理施設で、敷地面積は14万7300平米、総建築面積は2万6000平米で、珠海市中心部から島になっている横琴新区との間を結ぶ横琴大橋の南側に建設され、自動車用ゲートが6、貨物用が4(いずれも片側)設けられている。

今後、マカオのナンバープレートを付けた自動車の横琴新区への出入りが実現する見通しで、今回の税関の運用開始はその時期が一歩近づいたことを意味する。

開発が進む横琴新区(写真はイメージ)―本紙撮影

開発が進む横琴新区(写真はイメージ)―本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は6月13日、マカオで4人の被害が確認された特殊詐欺(電話詐欺)事案に絡み、香港…
  2.  マカオ治安警察局は6月13日、公共エリアにおける賭博行為でローカルの男女5人(57〜70歳)を検…
  3.  マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は6月13日、同局が管轄するギア灯台(東望洋燈塔)について、…
  4.  英「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」は6月12日、2024年度のTHE世界大学影…
  5.  マカオ司法警察局は6月12日、同日カジノ施設などが集積する繁華街のひとつ、マカオ半島新口岸地区に…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年6月号
(vol.132)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun