マカオ政府交通事務局は9月8日、マカオ半島新口岸地区のスターワールドホテルとウィンマカオ前にあたる城市日大馬路と仙德麗街の交差点に信号機を設置し、9月10日から運用を開始すると発表した。歩行者、自動車ともに通行量が多いわりに信号機がなく、混乱の激しい交差点として知られている場所。

交通事務局によると、この交差点の通行量はピーク時間帯で1時間あたり歩行者が800〜1,000人、自動車が480〜720台にも上るという。横断歩道では歩行者優先となるため、車輌1台あたりの停止時間は15〜30秒で、停車回数の増が交通渋滞を引き起こす原因になっていた。

交通事務局では信号機の運用開始後の状況に応じて信号切替のタイミングの調整などを行っていくとしている。

新たに信号機が設置される城市日大馬路と仙德麗街の交差点（写真：交通事務局）