マカオのゲーミング業総売上18%増—2013年統計

マカオ政府統計調査局は10月29日、2013年のマカオのゲーミング業(カジノ、ギャンブル及びその関連産業)に関する統計調査結果を発表。ゲーミング業総売上は前年比18%増の3,630.7億パタカ(日本円換算:4兆9,558億円)だった。

ゲーミング及び飲食や外貨両替などの関連サービス売上は18%増の3,627.5億パタカ(約4兆9,486億円)。このうち、飲食サービス売上は28%増の5.6億パタカ(約76億円)。

ゲーミング業の総原価は14%増の1,566億パタカ(約2兆1,363億円)。内訳は、購買、コミッション、顧客へのリベート支出が13%増の1,157億パタカ(約1兆5,784億円)、営業経費が21%増の211.7億パタカ(約2,888億円)、人件費が13%増の161.8億パタカ(約2,207億円)、減価償却など営業外費用が15%増の35.7億パタカ(約487億円)。

ゲーミング業の固定資産形成総額は、土地使用保証金及び大型リノベーションが増加したことから、36%増の43.5億パタカ(約593億円)となった。

急速に発展するカジノ産業(写真はイメージ)―本紙撮影

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