マカオカジノ大手SJM、新規カジノテーブル10台はGリスボア向け

マカオのカジノ大手SJMホールディングス(澳門博彩)のアンブロース・ソー(蘇樹輝)CEOは10月30日、マカオ政府に新規ゲーミング(カジノ)テーブル45台の配分を求める申請を行ったことについて、このうち35台がマカオフィッシャーマンズワーフ、10台が旗艦施設グランドリスボア向けであると語った。

11月1日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。マカオ政府が今後10年間のゲーミングテーブル数の増加率を3%以内に抑える政策を掲げていることについて、ソーCEOは「申請すべきは申請する、ただし、認可は政府の判断次第」との考えを示した。カジノ企業として規模の拡大を求めるのは当然とし、需要に応じて再度追加申請する可能性にも言及したが、現時点ではまだ具体的な計画はないという。

SJMホールディングスのアンブロース・ソーCEO(資料)=2014年8月—本紙撮影

SJMホールディングスのアンブロース・ソーCEO(資料)=2014年8月—本紙撮影

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