マカオ・珠海間の通関24時間化初日、深夜・未明の延長時間の利用者8千人超

12月18日午前0時からマカオと広東省・珠海市の間を結ぶ3つの陸路ルートについて、通関時間の延長措置がスタートした。初日の延長時間帯の利用者はのべ8千人以上に達した。マカオの出入境事務を管轄する治安警察局によると、利用者数は事前予想通りで、初日からスムーズな運用ができたとしている。

通関時間の延長の詳細は、マカオ・コタイと珠海・横琴の間で24時間化、マカオと珠海を結ぶ主要ルートとなる關閘(ボーダーゲート)と拱北の間は通関時間を午前6時から深夜1時までと従来より2時間延長となった。

このほか、珠海・マカオクロスボーダー工業区(珠澳跨境工業區)も深夜0時から午前7時まで一般開放された。ただし、こちらは關閘・拱北ルートの補完的位置付けで、対象はマカオの就労ビザを持つ中国本土からの出稼ぎ労働者、中国本土からマカオの学校へ通う学生、マカオ居民(マカオ居留権保有者)の利用に限定される。

初日の延長時間帯の出入境者は、のべ8千人以上に達した。關閘では、0〜1時と6〜7時の合計で5814人。このうち、後者が4464人を占め、早朝の通勤・通学需要が高かったことがわかった。コタイでは、0〜9時に1293人、クロスボーダー工業区では、0〜7時に1153人だった。

マカオの出入境施設といえば、通関時の長い行列で知られる。初日の状況を見る限り、深夜早朝時間帯はいずれのイミグレーション施設も利用者はまばらで、ほとんど並ばず通関でき、穴場の時間帯といえそうだ。

通関時間延長初日、午前0時頃のコタイ・イミグレーションの入境審査場の様子=12月18日(写真:PSP)

通関時間延長初日、午前0時頃のコタイ・イミグレーションの入境審査場の様子=12月18日(写真:PSP)


通関時間延長初日午前6時頃の關閘イミグレーション入境審査場の様子=12月18日(写真:PSP)

通関時間延長初日午前6時頃の關閘イミグレーション入境審査場の様子=12月18日(写真:PSP)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで7日間にわたって開催された「ITTF(国際卓球連盟…
  2.  マカオでは、ひと頃に比べて状況は落ち着いたものの、依然として悪質タクシーが暗躍しており、市民や観…
  3.  マカオ治安警察局の発表によれば、4月19日から同日からポルトガルとシンガポールのパスポート保有者…
  4.  マカオ司法警察局は4月19日、同月17日にマカオの公共の場所でフィリピン人とみられる男らが集まっ…
  5.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで開催中の「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカッ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun