マカオのカジノで偽札使用事件相次ぐ、チップ両替時にディーラーが見抜く=70歳含む香港人の男2人逮捕

近日、マカオのカジノで偽札使用事件が相次いだ。マカオ司法警察局は12月26日、同月22日と25日にマカオ半島新口岸地区にある2ヶ所の発生した2つの事案について、いずれも香港人の男、陳(チェン)容疑者(55歳)、呉(ンー)容疑者(70歳)の2名を偽造紙幣行使の疑いで逮捕、送検したことを明らかにした。

2つの事件で使われたのは、額面500香港ドル、1000香港ドルの偽造紙幣計21枚。どちらのケースも、ゲーミングテーブルでカジノチップと両替する際に使われ、ディーラーが偽札であることを見抜き、上司を通じて司法警察局に通報したもの。容疑者らは、それぞれ現場に駆けつけた警察官によって逮捕された。

警察の調べに対し、陳容疑者は過去に偽札を使って額面1000香港ドル分のカジノチップへの両替に成功したことがある、今回使用した紙幣はATM機から出てきたものだ、などと供述しているとのこと。

警察の発表によると、2つの事件で使われた偽札は作りが雑なものだったという。警察では、組織的犯行の可能性もあるとみて、捜査を進めている。

2013年末にマカオ司法警察局が配布した1000香港ドル紙幣の真贋判別のための参考資料

2013年末にマカオ司法警察局が配布した1000香港ドル紙幣の真贋判別のための参考資料

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで4月15日から21日にかけて「ITTF(国際卓球連…
  2.  澳門海關(マカオ税関)は4月12日、各イミグレーション施設で検査体制の強化を図り、違法な運搬活動…
  3.  マカオ大学マカオ研究センターと経済学部は4月12日、2024年マカオのマクロ経済予測の修正版を発…
  4.  マカオは面積約32平方キロ(東京の山手線の内側の約半分に相当)という小さな地域だが、公共路線バス…
  5.  澳門海關(マカオ税関)は4月12日、同月10日に中国本土との主要な陸路の玄関口のひとつにあたる關…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun