香港マラソン参加の24歳市民ランナー死亡=7万3千人参加のうち1千人以上がケガや体調不良訴える

毎年一度香港で開催されている市民参加型マラソン「第19回スタンダード・チャータード香港マラソン2015」が1月25日午前に開催され、内外から7万3千人のランナーが参加した。ケガや体調不良を訴える参加者が1千人以上いたという。

マカオの政府系放送局TDMが1月26日昼のラジオニュースで報じた内容によると、ケガや体調不良を訴えたランナーは1100人おり、40人が病院へ搬送されたとのこと。このうち、ミニマラソン(10キロ)に参加した際、コースの途中で意識を失って突然倒れた24歳の男性市民ランナーについて、搬送先の病院で26日午前に死亡が確認された。また、別の49歳のランナー1人が危篤状態にあるという。

現地メディアの報道によると、1月25日当日の気温は摂氏17-18°、相対湿度は77%前後で、気候コンディションは良かったとのこと。

なお、フルマラソンのレースの結果は、男子がエチオピアのエジグ選手が2時間13分00秒、女子が北朝鮮の金慧慶(キム・ヘギョン)選手が2時間31分46秒のタイムでそれぞれ優勝を飾った。

多くの市民ランナーが参加した「香港マラソン2015」=1月25日(写真:news.gov.hk)

多くの市民ランナーが参加した「香港マラソン2015」=1月25日(写真:news.gov.hk)

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