免税範囲超えるタバコ持込検挙92%増

マカオでは2012年4月から1人あたりが1日に免税で持ち込み可能なタバコの最大数量が200本(1カートン)から100本(5パック)へと変更になった。条件変更後の4月から12月までの8カ月に税関が検挙したタバコ本数は67万6千本で、2011年の通年と比較して92%の大幅増だったという。

7日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。マカオではタバコ税の増税も実施され、免税タバコや中国本土で販売されるタバコとの内外価格差が拡大している。悪質な業者による大量持込み事案も後を絶たないといい、税関では今後も継続して取り締まりを強化する方針。

税関当局が取り締まりを強化している(写真はイメージ) (c) 澳門海關

税関当局が取り締まりを強化している(写真はイメージ) (c) 澳門海關

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