港珠澳大橋マカオ側イミグレーションの年初来累計通関人数が1千万人突破…前年より13日早く

 マカオ治安警察局は5月9日、同日午前3時に港珠澳大橋マカオ側イミグレーションの(2025年)年初来累計の通関人数が延べ1千万人を突破したと発表。

 1千万人突破のタイミングは前年より13日早く、今年これまでの単日平均通関人数は述べ約7.8万人で、前年同時期から11.1%増とのこと。

 同局では、同イミグレーションから出入境手続きを行った外国籍旅客の割合は約36%で、マカオの全イミグレーション中でトップとし、国際往来における重要拠点となっているとの見方を示した。

港珠澳大橋マカオ側イミグレーションの入境審査場(写真:マカオ治安警察局)

 また、同イミグレーションは香港との唯一の陸路の玄関口でもあり、今年1〜4月に出入経手続きを行った香港旅客は全イミグレーション中の54.8%に上ったという。

 このほか、横琴イミグレーションについても同月7日に年初来累計通関人数が1千万人を突破したばかり。こちらは前年より46日早かった。目下、マカオにおける通関人数トップ3のイミグレーションは關閘、横琴、港珠澳大橋の順。

港珠澳大橋マカオ側イミグレーションの外観(写真:マカオ治安警察局)

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