日本人旅客数復調―1月入境旅客統計

マカオ政府統計調査局は26日、今年(2013年)1月の入境旅客数統計を発表。総数はのべ2,312,321人となり前年同月比6.1%減、うち日帰り旅客が1,195,450人で全体の51.7%を占めた。なお、日本人旅客は復調傾向にある。

今年1月の入境旅客の出身地別では、中国本土旅客が前年同月比1.4%減の1,473,785人(うち個人旅行者616,066人)、省市別では広東省が683,776人、福建省67,180人、上海市51,033人が多かった。一方、香港は20.1%減の509,826人、中国台湾が10.2%減の76,841人、日本が15.0%減の26,904人。日本は直前2カ月で40%近い減少幅だったが、大きな回復の兆しがみられた。韓国が14.1%増の52,688人、タイが81%増の21,810人と伸長。

1月の旅客平均滞在時間は1.0日で前年同月比0.1%増、宿泊を伴う旅客の平均滞在時間は1.9日、同日帰り旅行者は0.2日。

旅客総数が約6%のマイナスとなった理由は春節大型連休が昨年は1月、今年は2月となったためとみられる。

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

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