珠海経由出入境旅客90万人—中国版GW3日間

今年の労働節休暇、いわゆる中国版ゴールデンウィーク三連休が昨日で終了した。連休最終日となった昨日(1日)午前も好天に恵まれたため再びマカオへの出入境のピークとなり、各イミグレーションは主に珠江デルタ地区からの旅客で賑わった。珠海出入境事務所によると、中国版ゴールデンウィーク期間中に中国本土からマカオへの陸・海路の出入境拠点となる珠海市の各イミグレーションを利用した旅客はのべ90万人に上り、うち中国本土旅客は約2割増となる60万人だったという。

2日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。中国版ゴールデンウィーク期間中に珠海のイミグレーションを利用し旅客約90万人のうち、マカオへの窓口となる拱北・關閘ルートが約80万人、横琴・コタイルートが5万人、湾仔・内港ルートが2万4千人となり、主に香港との間の高速船が発着する九州港は2万3千人だった。また、珠海のイミグレーションを利用した旅客90万人のうち中国本土旅客が約65%、約60万人を占め、前年と比較して2割近く伸びたという。

珠海・拱北イミグレーション(資料)―本紙撮影

珠海・拱北イミグレーション(資料)―本紙撮影

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