マカオほかIR運営メルコリゾーツが2022年1Q業績発表…厳格な出入境制限下でマス部門が減速

 マカオを中心にアジア、ヨーロッパで統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッドは5月6日、監査前の2022年第1四半期(1〜3月)業績を発表。

 同社の2022年第1四半期の営業収益は前年同期比約8%減の4.749億米ドル(日本円換算:約620億円)。減少要因として、新型コロナの影響によりマカオで厳格な出入境制限が講じられたことで、マス部門が減速したことを挙げた。調整後プロパティEBITDAは5600万米ドル(約73億円)。

 業績発表にあたり、メルコリゾーツのローレンス・ホー会長兼最高経営責任者(CEO)は、マカオは旅行先として人気が高く、今後、渡航制限の緩和が進めば、市場は力強く回復すると確信しているなどとコメントを発出した。

メルコリゾーツ&エンターテインメント社の旗艦IR施設「シティ・オブ・ドリームス マカオ」(資料)

メルコリゾーツ&エンターテインメント社の旗艦IR施設「シティ・オブ・ドリームス マカオ」(資料)

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