マカオ、20年第3四半期の小売業販売額が対前年50.7%減…第2四半期から回復も依然コロナ禍インバウンド減による打撃続く

(2020/11/24 19:34 配信)

産業・経済

 マカオ政府統計調査局は11月24日、今年第3四半期(2020年7〜9月期)のマカオの小売業販売額調査結果を公表。

 マカオでは1月下旬から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策の一環として厳格な入境制限が講じられた結果、インバウンド旅客数が激減。インバウンド依存度が高い国際観光都市とあって、経済は大打撃を受けている。

 今年第3四半期の小売業販売総額は前年同時期から50.7%減、今年第2四半期から29.4%増の89.2億マカオパタカ(日本円換算:約1163億円)だった。価格要素を除いた販売量指数が前年同時期から61.5%の下落で、下落幅は第2四半期から10.4ポイント良化。

 前年同時期の小売業販売額の比較では、時計・宝飾品が70.0%、成人ファッションが65.4%、化粧品・衛生用品が62.0%のそれぞれ大幅減。販売量指数については、時計・宝飾品が62.3%、成人ファッションが62.3%、化粧品・衛生用品が61.2%のそれぞれ大幅下落だった。今年第1四半期から第3四半期までの累計小売業販売額は前年同時期から52.2%減の269.9億マカオパタカ(約3520億円)、販売量指数は51.9%下落。

新型コロナの影響でインバウンド旅客が激減したマカオ。写真は観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡=2020年7月5日本紙撮影

 また、今年第2四半期(修正後数値)との比較における第3四半期の小売販売額は29.4%増。このうち、中国式食品土産が142.4%、時計・宝飾品が135.8%のそれぞれ顕著な増、革製品、百貨店商品についても65.4%、57.9%のそれぞれ増だったが、スーパーマーケット商品については2.2%減。販売量指数は31.8%の上昇で、中国式食品土産、時計・宝飾品、革製品、百貨店商品が173.1%、142.3%、67.4%、60.6%のそれぞれ上昇。スーパーマーケット商品は1.7%下落。

 今年第4四半期の販売量の見通しについて、調査対象となった小売店の73.3%が前年同期から減少、24.7%が変わらず、2.0%が増加見込みと回答。また、商品の販売価格については69.1%が据え置き、28.9%が下落、2.0%が上昇見込みとした。このほか、第3四半期と比較した第4四半期の経営状況については、53.9%が悪化、26.7%が安定継続、19.4%が良化するとの見通しを示した。

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