マカオのカジノで豪遊の上海の官商、負債190億円返済せず

(2015/02/16 10:05 配信)

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上海市政府高官と良好な関係を築き、「紅頂商人(官商)」として知られる邵東明氏がマカオのカジノで負けた借金およそ10億人民元(約190億円)の返済を拒んでいるという。同氏は独自の法律・政治界人脈を使い、債権者らを犯罪者に仕立て上げるなどしていたとされ、党員の腐敗などを監督する中央規律検査委員会が関心を強めていることから、上海官界に激震が走ることも予想される。

マカオの日刊紙「澳門日報」が2月15日付紙面で外電を引用して報じた。邵東明氏は上海では名の通ったな官商で、上海東鼎投資グループ会長、市商工連副主席、政協委員、人民代表大会代表などを兼ねる。外電報道によると、上海の官界、ビジネス界を股に掛ける風雲児と呼ばれ、資産数百億人民元(数千億円)、毎年のオフィスビル、テナントからの家賃収入だけで数十億元(数百億円)に上り、自他ともに認める上海市宝山区で一番の富豪という。

海外カジノ専門メディアの情報によると、邵東明氏は2011年からマカオを訪れ、スターワールドカジノ(星際娯楽場)及びサンシティ(太陽城)とハンセン(恒升)VIPルームの常連客になり、「紅頂賭王(ギャンブル高官)」と呼ばれていたという。地下銀行を通じて賭け金を調達し、毎年巨額の賭博を行っていたとのこと。

しかし、邵氏が2012年の年末から3日連続スターワールドカジノで賭博に興じた際、およそ10億元(約190億円)の負けが生じたが、あまりの金額の大きさに、上海に戻った後、返済逃れの画策に動いたという。一方、マカオのカジノサイドは同氏の立場を考慮し、分割返済に応じる構えで応じた。2013年3月、邵氏は上海の法律・政治界のネットワークを使い、借金の返済を装った後、上海にいる債権者やマカオのカジノから交渉に訪れた者らを「一網打尽」にし、犯罪者に仕立て上げていたという。

昨今、中国本土で汚職に対する綱紀粛正ムードが高まっていることから、マカオのカジノサイドが邵氏に対して借金の返済を迫る決心がついたとされる。報道によると、スターワールドカジノは邵氏と法廷の場で争う準備を進めるとともに、マカオの全国政協委員に対して中央規律検査委員会への訴えを要請しているという。

スターワールドカジノ(資料)=マカオ・新口岸—本紙撮影

スターワールドカジノ(資料)=マカオ・新口岸—本紙撮影

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