マカオ出入境スタンプ廃止へ—7月10日から実施

マカオの出入境事務を管轄するマカオ特別行政区治安警察局は8日、マカオ出入境時にパスポート等の旅行証券に押印するスタンプを7月10日から廃止すると発表した。スタンプの代替として、プリント出力された入境申報表(入境声明フォーム)を受け取る形。

マカオではすでに香港永久性居民、中国本土の香港マカオ通行証所有者に対して同様の措置を導入済み。入境申報表に氏名、旅行証券番号、入境日、滞在期限等の情報が印字され、出境時まで携行する必要がある。フォームには偽造防止対策が施されているという。同フォームを紛失した場合、タイパ島北安にある出入境事務所で再発行手続きを行う必要がある。再発行手続きは無料。

今回の措置の導入について、治安警察局では出入境事務の効率化による出入境ゲートでの待ち時間短縮につながるとしている。

入境申報表の見本 (c) 治安警察局

入境申報表の見本 (c) 治安警察局

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