マカオ、著名ブランドの商標権侵害商品販売した衣料品店摘発…155点、約4300万円相当分押収

 澳門海關(マカオ税関)は7月24日、著名ブランドの商標権侵害商品を販売していた衣料品店に対する摘発を実施したことを明らかにした。

 税関によれば、粤港澳(広東・香港・マカオ)商標権保護合同取り締まり作戦の一環としてマカオ各地のショップに対する巡回を強化して臨む中、マカオ半島北部の高士徳エリアに所在する1軒の衣料品店でいわゆる偽ブランド品が販売されている可能性が浮上。これをきっかけに内偵捜査を進めた後、同月23日に店舗へ立入検査を実施し、商標権侵害が疑われる衣料品及びハンドバッグ計155点、正規品の価格にして約239万パタカ(日本円換算:約4370万円)相当を発見・押収するとともに、詳細調査のため販売員の女(47)の身柄を拘束し、税関本部へ移送。その後、税関が委託した専門家による鑑定の結果、これらすべてが偽物であることが確認されたとのこと。同店では、上述の偽ブランド品を1点あたり500〜2300パタカ(約9140〜4万2050円)で販売していたという。

商標権侵害事案の証拠品(写真:澳門海關)

 税関では、上述の販売員の女(海外労働者)について知的財産権法第292条(商標権侵害商品販売・流通)に触れるとして検察院送致するとともに、店舗の責任者の行方と商品の出どころについて引き続き追跡を進めているとした。

 本件を受け、税関は商標権侵害商品の販売は犯罪行為であり、市民に対して関与しないこと、また見かけた場合は税関のホットラインに通報するようあらためて呼びかけを行った。

摘発を受けた衣料品店の外観(写真:澳門海關)

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