マカオのIRグランドリスボアパレスで「ピカソ:ビューティ&ドラマ」展が開幕…生誕地にある美術館収蔵の140点以上を展示

 このほど、マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)グランドリスボアパレスリゾートマカオで20世紀スペインの巨匠として広く知られる画家、パブロ・ピカソをフィーチャーした世界初の「ピカソ:ビューティ&ドラマ(Picasso: Beauty & Drama)」展が開幕した。

 このエキジビションはマカオ政府文化局が隔年開催する大規模国際文化祭「アートマカオ:マカオ国際アートビエンナーレ2025」の特別展のひとつで、同IRを運営するSJMリゾーツ社(SJM Resorts, S.A.)によれば、ピカソの生誕地であるスペイン・マラガの美術館「Museo Casa Natal Picasso」が収蔵するピカソが手がけた絵画、版画、陶芸、写本、イラストなど140点以上の傑作の数々を展示し、作品を通じて作風の進化や生涯の歩み、また故郷マラガへの愛情について知ることができる内容になっているという。

 エキジビションは同IR2階の特設会場で(2025年)10月26日まで開催し、オープン時間は月曜〜木曜が午前11時〜午後7時、金曜が午前11時〜午後9時、土曜〜日曜が午前10時〜午後9時(入場締切時間はそれぞれクローズ時間の1時間前まで)。入場料金は一般大人298パタカ(日本円換算:約5450円)で、同IR併設ホテルの宿泊者やSJMリゾーツのSJMシュプリームカード会員向けの割引やファミリーパッケージなども用意しているとのこと。

マカオのIRグランドリスボアパレスで開幕した「ピカソ:ビューティ&ドラマ」展の特設会場外観イメージ(写真:SJM Resorts, S.A.)

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