マカオのホテル業界、客室稼働率上昇も平均単価は下落…2025年上半期
- 2025/7/27 10:28
- ツーリズム
このほどマカオ政府旅遊局(MGTO)がマカオホテル協会の資料をもとに公表した統計によれば、今年上半期(2025年1〜6月)の同協会加盟ホテルの平均ホテル客室稼働率は前年同時期から3.7ポイント上昇の93.6%に達した。
等級別では、5つ星が94.5%、4つ星が89.0%、3つ星が97.6%で、それぞれ4.0ポイント、2.5ポイント、4.7ポイントの上昇。
一方、平均客室単価は5.0%下落の1335.1パタカ(日本円換算:約2万4400円)だった。等級別では、5つ星ホテルが6.7%下落の1501.2パタカ(約2万7500円)、4つ星が2.6%上昇の1117.0パタカ(約2万0400円)、3つ星が0.9%下落の936.6パタカ(約1万7100円)で、5つ星が平均を引き下げる格好に。
なお、マカオホテル協会加盟ホテル数はマカオの総ホテルのおよそ3分の1にあたる47軒となっており、内訳は5つ星が26軒、4つ星が14軒、3つ星が7軒。
アフターコロナでは、マカオのインバウンド旅客の消費スタイルに変化が生じ、よりコストパフォーマンスが重視される傾向になったとも指摘されている。
























