マカオ、2025年10月インバウンド旅客数が10.8%増の347万人に…日本旅客は32.1%増

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2025年)10月及び1〜10月累計の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 今年10月単月のインバウンド旅客数は前年同月から10.8%増の347万2477人(延べ、以下同)で、コロナ前2019年同時期と比較した回復率は108.2%に達した。内訳は、日帰り旅客が17.6%増の210万3520人、宿泊を伴う旅客が1.7%増の136万8957人。平均滞在時間は横ばいの1.1日、宿泊を伴う旅客に限ると0.1日延びて2.4日。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、12.0%増の253万4601人、全体に占める割合は73.0%。第二の旅客ソースにあたる香港からの旅客は1.0%減の58万4767人、同第三の台湾からは34.2%増の9万2165人。

 国際旅客ソース(中国本土、香港、台湾以外から)についても22.9%増の26万0944人に。このうち東南アジアでは、タイ(2万6299人)、フィリピン(4万4863人)、インドネシア(1万6985人)、マレーシア(1万6206人)、シンガポール(1万0140人)で、それぞれ118.5%、15.3%、24.7%、1.8%、6.1%増。南アジアは、インド(1万1143人)が36.8%増。北東アジアは、韓国(5万2057人)と日本(1万2675人)がそれぞれ10.6%、32.1%増。長距離では、米国(1万5467人)が18.8%増。

 入境ルート別の割合は、陸路が全体の82.3%を占めた。以下、海路が9.6%、空路が8.1%。陸路と空路のインバウンド旅客数がそれぞれ12.6%、11.1%増だった一方、海路は3.2%減に。

マカオの町並み(資料)=2025年10月、世界遺産セナド広場にて本紙撮影

 今年1〜10月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から14.1%増の3314万3547人。2019年同時期と比較した回復率は99.2%。内訳は、日帰り旅客が24.1%増の1938万2049人、宿泊を伴う旅客が2.4%増の1376万1498人。日帰り旅客が占める割合が拡大したため、平均滞在時間は0.1日短い1.1日となり、宿泊を伴う旅客に限ると2.3日、日帰り旅客は0.2日で、いずれも横ばい。日本旅客は25.6%増の12万8899人。

 マカオでは一昨年(2023年)1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。昨年通期のインバウンド旅客数は前年から23.8%増の3492万8650人、コロナ前2019年と比較した回復率は88.6%。目下、ほぼ2019年水準の回復を果たしているが、政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの動向が注目点となる。

2024年と2025年のマカオの入境旅客数(インバウンド旅客数)推移比較表(図版:DSEC)

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