マカオカジノ企業CEOが中国製紙工場に投資=上海株式市場への上場目標

マカオのレジャー大手、勵駿創建(マカオレジェンドディベロップメント)の周錦輝(デイヴィット・チャオ)CEOが中国・安徽格義循環経済産業園が運営するハイテク製紙工場に投資を行ったという。

マカオの月刊英字経済誌マカオビジネスが8月18日付電子版で地元中国語紙の報道を元に報じた内容によると、周氏は今回の投資に伴う年間利益を2億〜3億人民元(日本円換算:約39〜58億円)と見込んでいるとのこと。また、最終的な目標として上海株式市場への上場を挙げたという。

マカオレジェンドディベロップメントはマカオフィッシャーマンズワーフやランドマークホテルを運営するほか、マカオのカジノ経営ライセンスを有する6社の一角に当たるSJM社のライセンスの下、フランチャイズ方式でファラオズパレスカジノとバビロンカジノを運営している。今年7月にはアフリカ・カーボベルデのカジノIR(統合型リゾート)開発計画に参画することも表明したばかり。

周錦輝(デイヴィット・チャオ)氏(資料)=2015年7月(写真:GCS)

周錦輝(デイヴィット・チャオ)氏(資料)=2015年7月(写真:GCS)

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