マカオ各所で新年カウントダウンイベント開催

大晦日から元日未明にかけて、マカオ各地の広場やIR(統合型リゾート)施設などでカウントダウンイベントが開催され、多くの市民や観光客で賑わった。

このうち、マカオタワー前の西灣湖広場では、マカオ・香港出身のタレントらが多数参加するステージショーをメインにしたマカオ政府主催のカウントダウンイベントが開催された。毎年恒例の打ち上げ花火は材料未着で中止となったものの、文化局の発表によれば、元日午前0時時点でおよそ4万人の市民や観光客で賑わったとのこと。

依然として西暦よりも農暦の新年(春節、いわゆる旧正月)を盛大に祝う習慣が根強いマカオだが、21世紀に入って以降、ラスベガス資本のIRが相次ぎ進出したことを受けてライフスタイルに変化が生じつつあり、西暦の正月を迎えるカウントダウンイベントを楽しむ動きも一般化している。

通常、マカオの年末年始のパブリックホリデーは元日のみだが、2016年の大晦日と2017年の元日が土日にあたり、1月2日が振替休日となることから、今回は3連休となっている。

西灣湖広場で開催されたマカオ政府主催のカウントダウンイベント(写真:GCS)

西灣湖広場で開催されたマカオ政府主催のカウントダウンイベント(写真:GCS)

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