日本の「農業女子」が香港でフェア開催=海外初

日本各地で活躍する「農業女子(女性農業者)」12名が1月16日に香港を訪れ、在香港日本国総領事館とともにレセプションを開催する。

在香港日本国総領事館によれば、農業女子の国内外での取り組みや、女性ならではのアイデアで生まれた農産物や農産加工品を紹介し、農業女子と現地関係者との交流を進めることが、今回のレセプションの開催目的とのこと。

また、今回香港を訪れる農業女子12名は、香港2ヶ所の大型小売店で「日本農業女子フェア in 香港」を開催し、店頭で自慢の食材の試飲・試食も実施する予定。北は青森から南は鹿児島まで、日本全国から集まった農業女子が海外でフェアを開催するのは、今回の香港が初だという。フェアの実施店舗及び開催期間は香港そごうコーズウェイベイ店が1月12日から17日まで、イオンスタイルコーンヒル店が同12日から18日まで。

「日本農業女子フェア in 香港」告知パンフレット(資料提供:在香港日本国総領事館)

「日本農業女子フェア in 香港」告知パンフレット(資料提供:在香港日本国総領事館)

「農業女子プロジェクト」は農業内外の多様な企業・団体と連携し、農業で活躍する女性の姿を発信することにより、女性農業者の存在感を高め、また、職業として農業を選択する若手女性の増加を図るものでという。2016年12月現在の農業女子数は531名、参画企業数は28社に上る。女性の活躍促進は、アベノミクス第三の矢である「成長戦略」において最も重視されている分野のひとつであり、農業女子による香港での活動も注目される。

イオンスタイルコーンヒル店(資料)=香港・太古-本紙撮影

イオンスタイルコーンヒル店(資料)=香港・太古-本紙撮影

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