マカオ、中国人男女が通行人に付きまといカジノで負けたとカネ要求

マカオ治安警察局は3月23日、マカオ半島の繁華街にあたるルア・ド・カンポ一帯でカジノで負けたなどと話して通行人に付きまとってカネを要求し、現金を騙し取ったたとして中国本土出身の40代の男女各1人を詐欺罪で逮捕、送検したと発表した。

同月22日夜、治安警察局員が付近で防犯パトロール中、男女2人が通行人に話しかけているのを発見。監視を行ったところ、男が通行人につきまとって現金を受け取る行為が確認されたことから、職務質問を行なったところ、2人は犯行を認めたという。

2人は警察の調べに対し、10人以上の通行人から10〜40パタカ(日本円換算:約140〜560)ずつ受け取ったと供述しており、逮捕時の2人の所持金はおよそ1400パタカ(約1万9500円)だったいう。なお、2人は当初から通行人から現金を詐取する目的でマカオへ渡航しており、カジノで負けたというのは作り話だったとのこと。

マカオ治安警察局(資料)-本紙撮影

マカオ治安警察局(資料)-本紙撮影

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