マカオのジャンケットプロモーター数が5年連続減少…ピーク時の半分以下に

1月24日付マカオ政府公報にカジノ監理部門DICJからジャンケットプロモーターライセンスを獲得した事業者リストの最新版が掲載された。同リストは年1回、1月末から2月頭にかけて更新されているもの。

最新版リストによる事業者数は前年から17減の109(法人が11減の99、個人事業主が6減の10)で、5年連続の減少。ピーク時の2013年の事業者数213との比較では半分以下となっている。

ジャンケットプロモーターはカジノVIPルームにギャンブラーを仲介する業務を手がける。

なお、昨年(2017年)通期のマカオのカジノ売上は前年から19.1%増の2657.43億パタカ(日本円換算:約3兆6000億円)で、4年ぶりに対前年プラスとなったほか、VIPルームのカジノ売上を反映するVIPバカラ売上についても26.7%増の1506.73億パタカ(約2兆0400億円)だった。カジノ売上に占めるVIPルームの割合は約56.7%。

かつて、マカオのカジノ売上の大半をVIPルームが占めたが、近年はマス(平場)の占める割合が上昇している。

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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