マカオ警察、拾ったハンドハッグを着服した中国人の男逮捕

マカオ治安警察局は1月24日、マカオ半島北部にある關閘イミグレーション施設の出入境検査場で他人のハンドバッグを拾得し、そのまま着服したとしてマカオで就労する中国本土出身の男(43)を拾得物不当占有の罪で逮捕、送検したと発表した。

昨年(2017年)12月22日午後7時頃、中国本土旅客から關閘イミグレーション施設の出入境検査場にある民政総署カウンター上に身分証、スマートフォン、現金など9270パタカ(日本円換算:約12万5000円)相当の物品が入ったハンドバッグを置き忘れたことに気付き、取りに戻ったが、見当たらなかったと通報があったという。

通報を受けた警察が監視カメラ映像の分析などを通じ、容疑者を特定。近日、その居場所を突き止め、身柄の確保に成功したとのこと。被疑者は警察の調べに対し、つい出来心でやってしまったと犯行を認める供述したとのこと。ハンドバッグは被疑者の中国・珠海市の自宅に保管されており、1月22日にマカオ警司處に届けられた。

警察が公開した証拠品=2018年1月24日(写真:マカオ治安警察局)

警察が公開した証拠品=2018年1月24日(写真:マカオ治安警察局)

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