マカオ政府統計調査局は5月10日、今年第1四半期（2018年1〜3月期）の人口統計を発表した。

今年第1四半期末の時点のマカオの人口は、昨年第4四半期末から3700人（0.5%）、前年の同じ時期から8400人（1.2%）のそれぞれ増となる65万6700人。性別では女性が全体の53.0%を占めた。

今年第1四半期の新生児数は昨年第4四半期から268人減の1414人、新生児の性別比は117.2で、100人の女児に対して男児が117.2人。

死亡人数は同33人減の513人。三大死因ではがん（159人）循環器系疾病（148人）、呼吸器系疾病（76人）。

中国本土からの移民数は同62人増の1007人、マカオ居留許可獲得者数は74人減の273人。海外労働者数（中国本土、香港、台湾を含む）は同1889人増の18万1345人で、総人口に占める海外労働者の割合は27.6%。

マカオの面積はおよそ30平方キロメートル、年間インバウンド旅客数はおよそ3200万人で、過密状態が続いている。

マカオの町並み（資料）＝マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月（写真：GCS）