マカオ、18年第1四半期GDP年率9.2%増=サービス輸出と個人消費の拡大が牽引

マカオ政府統計調査局は5月29日、今年第1四半期(2018年1〜3月期)のマカオの域内総生産(GDP)が物価変動の影響を除く実質で前年同期比9.2%増だったと発表。昨年第4四半期を1.2ポイント上回った。

GDPのプラス成長は7期連続で、同局では、サービス輸出及び個人消費の拡大を主要因として挙げた。総体サービス輸出は16%増、ゲーミング(カジノ)サービス輸出に限ると16.5%増で、その他ツーリズムサービス輸出も19.6%の増となった。個人消費は人口増加と給与上昇を背景に、昨年第4四半期を2.1ポイント上回る4.8%増に。一方、政府最終消費は同2.9ポイント減の2.2%にとどまった。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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