マカオ国際空港で旅客の手荷物から禁制品の警戒棒見つかる…マレーシア人の男逮捕

マカオ治安警察局の発表によれば、5月30日にマカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の手荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったという空港警備担当から通報があったという。

通報を受けて駆けつけた警察官が荷物の中身を確認したところ、禁制品に相当する伸縮式の金属製警戒棒5本が確認されたことから、荷物の持ち主であるマレーシア人の男(60)を逮捕したとのこと。男は警察の調べに対し、中国本土で購入したもので、従業員へ護身用として配布しようと思っていたと供述しているとのこと。警察では、男を武器弾薬関連法違反の罪で送検する方針。

マカオ国際空港の荷物検査場では旅客の携行品の中から禁止武器に相当する物品が発見される事案が相次いでいる。スタンガンや催涙スプレーといった護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

旅客の手荷物の中から発見された警戒棒(写真:マカオ治安警察局)

旅客の手荷物の中から発見された警戒棒(写真:マカオ治安警察局)

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