マカオグランプリのサーキット使ったランニングイベント「ギアサーキット・ファン・ラン」初開催へ

1954年にスタートした歴史あるモータースポーツの祭典、マカオグランプリ(マカオGP)。1983年からフォーミュラ3(F3)グランプリが設けられ、アイルトン・セナ、ミヒャエル・シューマッハ、佐藤琢磨らが優勝を経てF1にステップアップするなど、若手レーシングドライバーの登竜門的存在として注目を集める。

今年(2018年)の「サンシティグループ第65回マカオグランプリ」は11月15日から18日までの4日間の開催が予定されている。

マカオグランプリといえば、公道サーキットで有名だ。市街地の一般道路を転用した全長6.2kmの「ギアサーキット」は、起伏やカーブが多く道幅も狭いことから、高度なドライブテクニックを要求される難関コースとして知られる。

マカオグランプリ組織委員会は7月5日に記者会見を開き、マカオグランプリに絡めてスポーツツーリズムを推進する方向を示し、レース以外の市民や観光客が気軽に参加できる各種イベントを盛り込むとした。

写真撮影コンテストや市街地中心部の広場でのレーシングカーの展示イベントといった近年恒例実施しているイベントのほか、グランプリウィーク直前の日曜日にあたる11月11日にギアサーキットを使ったランニングイベント「ギアサーキット・ファン・ラン」を初開催すると発表。2000人程度の参加者を募るとしているが、参加申し込み方法などの詳しいイベント概要については後日発表予定とのこと。

このほか、記者会見においてSJMホールディングスが「マカオGTカップ」、出前アプリのFOOD4Uが「マカオツーリングカーカップ」のそれぞれタイトルスポンサーに決定したことも合わせて発表された。

マカオグランプリ組織委員会による記者会見=2018年7月5日(写真:GCS)

マカオグランプリ組織委員会による記者会見=2018年7月5日(写真:GCS)

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