マカオ、国慶節大型連休2日目までの中国本土からのインバウンド旅客数27.2%増の23.6万人

中国の建国記念日にあたる国慶節の大型連休(10月1〜7日)を迎えている。訪マカオ旅客数に占める中国本土旅客の割合はおよそ7割となっており、連休中には特に多くの中国本土旅客の来訪が予想されている。

マカオ政府旅遊局が10月3日に公表した連休初日及び2日目の訪マカオ旅客数統計データによれば、2日間累計の総インバウンド旅客数は前年同時期から14.3%増の27万6183人で、中国本土旅客に限ると27.2%増となる23万6431人。全体に占める中国本土旅客の割合は85.6%に上った。

近年、訪マカオ旅客数は右肩上がりに増加しており、昨年は過去最高となる約3250万人に達した。

出入境事務を管轄するマカオ治安警察局の幹部らは10月3日、各イミグレーション施設で通関状況の視察を行った。同局によれば、9月29日から10月2日までの期間の出入境者数は前年の同じ時期から16%増の91万人で、まもなくインバウンドのピークを迎える見込みとのこと。

国慶節連休3日目の關閘イミグレーション施設の入境審査場の様子(写真:マカオ治安警察局)

国慶節連休3日目の關閘イミグレーション施設の入境審査場の様子(写真:マカオ治安警察局)

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