マカオ国際空港の制限エリア内に地元の有名ヌードル店「新武二廣福潮美食」が新オープン

マカオ国際空港運営会社のCAMは3月26日、旅客ターミナルビル北側の制限エリア内に新レストラン「新武二廣福潮美食」がオープンしたと発表。

新武二廣福潮美食はマカオに複数店舗を展開する地元の有名ヌードルショップとして知られる。

CAMによれば、今回のテナント選定にあたって、マカオの地元企業の競争力向上と発展をサポートすること及び地元の味をプロモーションすることを考慮した公開入札方式を採用したとのこと。契約期間は5年間で、空港利用者にマカオならではの味を紹介する機会になるとした。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、マカオ国際空港の旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年通期の旅客数は対前年15%増の延べ826万人を記録。現在、日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。今年3月31日からは福岡線が週4便に、7月1日からは成田線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。

マカオ国際空港旅客ターミナルビル北側の制限エリア内に新オープンした「新武二廣福潮美食」の店舗(写真:CAM)

マカオ国際空港旅客ターミナルビル北側の制限エリア内に新オープンした「新武二廣福潮美食」の店舗(写真:CAM)

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