港珠澳大橋東人工島で検問実施…香港からマカオ・珠海へ向かう旅客と車両対象に12月22日まで=マカオ返還20周年記念日控え

 マカオでは、今年(2019年)12月20日に返還20周年を迎え、当日及び前後にかけて多数の祝賀イベントが開催される予定。これまでの慣例に照らせば、中国中央トップ級の来訪が予想される。

 珠海市公安局の発表によれば、マカオ返還20周年祝賀イベントが開催されることを受け、12月10日から22日までの間、港珠澳大橋のルート上にる東人工島に検問所を設置し、香港からマカオ及び珠海へ向かう旅客と車両に対する保安検査を実施するとのこと。

 港珠澳大橋の香港側とマカオ側を結ぶシャトルバスの所要時間は通常およそ40分だが、検問実施期間中の香港発については延着も見込まれる。

 マカオ返還20周年記念日前後の保安対策に関しては、ほかにも12月14日から22日までマカオ全域でドローンの使用を禁止する措置などが講じられる。

港珠澳大橋東人工島(資料)-本紙撮影

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