MCE、第2季純利益38%増

シティ・オブ・ドリームズやアルティラ マカオを参加に持つカジノリゾート大手のメルコ・クラウン・エンターテインメント社(MCE)は8月7日、今年(2013年)第2季の業績を発表。純利益が前年比38%の12.95億米ドル(日本円換算:約1,246億円)に達し、調整後EBITDAは同62%の3.3億米ドルとなった。

増益の主な要因はシティ・オブ・ドリームズのマスゲーミングテーブルにおける利益率が顕著に上昇したこと、ジャンケットチップからの利益率向上、コーポレート部門のコスト管理によるものとしている。

同社のローレンス・ホーCEOによると、シティ・オブ・ドリームズ内に5番目となるホテル建設を予定しており、今年中の着工を目指すという。また、スタジオ・シティプロジェクトについては、2015年中の開業を予定している。マカオ以外では、フィリピン・マニラで開発中のプロジェクトが来年オープン見込みとした。

メルコ・クラウン・エンターテインメント社が運営するカジノ付き大型IR(統合型リゾート)施設、シティ・オブ・ドリームズ(資料)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

メルコ・クラウン・エンターテインメント社が運営するカジノ付き大型IR(統合型リゾート)施設、シティ・オブ・ドリームズ(資料)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

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