マカオ行政長官、通年のカジノ売上が予算を2割超上回る見通し示す

 マカオ特別行政区の賀一誠行政長官は12月20日にマカオ返還24周年記念レセプション会場で囲み取材に応じた際、カジノ売上(粗収益、Gross Gaming Revenue=GGR)の見通しについて言及。

 賀氏は、年内約10日間を残す中だが、通年のGGRが財政予算で設定した1300億パタカ(日本円換算:約2兆3145億円)を2割超上回る1800億パタカ(約3兆2047億円)に達するだろうとコメント。

 また、すでに11月終了時点で1600億パタカ(約2兆8487億円)を上回ったことを挙げ、すでに予算を上回っている状況とし、来年(2024年)については2160億パタカ(約3兆8457億円)を超え、財政収支バランス均衡を達成するとの見通しを示した。

囲み取材に応じるマカオ特別行政区の賀一誠行政長官=2023年12月20日、中葡展覧館(写真:GCS)

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