マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡前で鑑賞無料のクリスマスコンサート開催…12月25日夜

 マカオ政府文化局(ICM)とマカオ管弦楽団、マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6社クリスマスにあたる12月25日午後6時及び午後7時(いずれも現地時間)にマカオを象徴する世界遺産として知られる聖ポール天主堂跡前で鑑賞無料のクリスマスコンサートを開催する。

 ICMによれば、コンサートはマカオ管弦楽団が演奏を担当。演奏曲目はスッぺ作曲「軽騎兵」序曲、チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」のほか、マカオの多くの合唱団の参加によるヘンデルのオラトリオ「メサイア」の中の1曲「ハレルヤ・コーラス」など、クリスマスにちなんだものがセレクトされるという。

 なお、当日は観衆の安全を考慮して会場周辺の指定ゾーンにおける人流管理措置が講じられる予定で、制限数を超えた場合、指定ゾーンへの再入場はできなくなるといい、ICMが現場の指示に従うよう呼びかけている。コンサートの様子はICM、マカオ管弦楽団の公式フェイスブックページ等でライブ配信する予定とのこと。

 ICMでは、広く内外の公衆に向けて今回のクリスマスコンサートの鑑賞機会を提供することで、世界遺産の街・マカオのイメージ高揚を図りたいとしている。

マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡前で開催するコンサートのイメージ(写真:ICM)

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