マカオの公立総合大学、マカオ大学（澳門大學／University of Macau）横琴キャンパスで8月15日、2024/25年度の入学式が開催された。

　新入生の数は学部生が約2100人、院生が約2500人の計約5300人とのこと。

　式典に登壇した学長の宋永華氏は祝辞の中で「近年、マカオ大学の学術的な地位と国際的な名声は著しく向上し、地域社会の各界からも評価と称賛を得ているとし、新入生とともにさらなる高みを目指すことを楽しみにしているとコメントした。

　同大学によれば、マカオ政府の姿勢方針、新たな生産性の開発加速、社会における各種人材需要への対応のため、新年度から大学院に公衆衛生、商業分析、スマート海洋技術、建設プロジェクト管理、芸術、英語を母語としない人への英語教育をカバーする7課程を新設したとのこと。このほか、新入生のうち約700人に各種奨学金を支給したという。