マカオ、銀行セクターの2025年1Q営業利益が前年同期比45%増に

 このほどマカオ金融管理局が公表した資料によれば、今年第1四半期(2025年1〜3月)のマカオの銀行セクターの営業利益が非金利収入の増加や準備金の減少により前年同時期から45%増の37.63億パタカ(日本円換算:約676億円)に上ったとのこと。

 今年3月の不良債権比率は前年同時期から1.3ポイント上昇の5.5%、不良債権額は24%増の560.93億パタカ(約1兆0083億円)。内訳は居民向けが4.3%、非居民向けが6.7%で、不良債権額は前者が41%増の218.7億パタカ(約3931億円)、後者が15%増の342.2億パタカ(約6151億円)。なお、前月比では不良債権比率が横ばい、不良債権額2.65%減。

 このほか、昨年3月の自己資本比率は15.55%で、前年同時期から1.34%上昇。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2020年7月本紙撮影

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