マカオのIR施設で上演の有名ショー、リハーサル中の事故で女性キャスト1名負傷

5月11日、マカオ・コタイ地区の大型カジノIR施設シティ・オブ・ドリームズ マカオ内の専用劇場で定期公演を行っているエンターテイメントショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(中国語表記:水舞間)」のドレスリハーサル中に、女性キャスト1名が高さ6メートルの位置から水中に落下し、負傷する事故が発生したという。

マカオの政府系放送局TDMが同日午後のラジオニュースで消防当局の発表を元に報じた内容によると、ケガをした女性キャストは英国籍の30歳で、臀部に麻痺症状などを訴えているといい、現在、搬送先の病院で治療を行っているとのこと。

なお、今回の事故に伴う公演中止等の発表はなく、本日午後8時の公演はスケジュール通り上演される見通し。

「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」はシティ・オブ・ドリームズ マカオを運営するメルコ・クラウン・エンターテイメント社が「O(オー)」など数々のエンターテイメントショーを成功に導いた世界的演出家フランコ・ドラゴーヌ氏と組み、およそ20億香港ドル(日本円換算:約300億円)を投じて制作したオリジナル作品。大型舞台装置と派手なアクションなどで人気を博し、2010年9月の上演開始以来、観客動員数は320万人(2015年5月7日主催者発表)にも達している。

マカオの大型IR施設シティ・オブ・ドリームズで定期公演を行う「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(水舞間)」の1シーン(資料写真)(写真:Melco Crown Entertainment Limited)

マカオの大型IR施設シティ・オブ・ドリームズで定期公演を行う「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(水舞間)」の1シーン(資料写真)(写真:Melco Crown Entertainment Limited)

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