ダイナムのマカオカジノ向け次世代パチスロ機、政府認可待ち段階

日本のパチンコホール運営大手で香港証券取引所メインボードに上場企業のダイナムジャパンホールディングスは5月29日、2014年度通期の決算発表を行った。

香港メディアが報じた内容を総合すると、記者会見上、同社の佐藤洋治会長は、マカオのカジノへの導入を検討している次世代パチスロ機について、現在マカオ政府カジノ監理当局による認可待ち段階にあることを明かし、マカオのマスゲーミング(平場カジノ)市場の拡大に寄与できる存在となりうるとの展望を示したという。

マカオにおけるカジノ事業展開については、現時点では日本のカジノ市場に集中にしているとした上、マカオでの事業展開を要する場合には、カジノ経営ライセンス保有者との連携を考慮するとのこと。

マカオ半島からタイパ島方面を望む。奥に見えるのがコタイ地区のカジノIR(統合型リゾート)群(資料)=2015年5月—本紙撮影

マカオ半島からタイパ島方面を望む。奥に見えるのがコタイ地区のカジノIR(統合型リゾート)群(資料)=2015年5月—本紙撮影

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